くびれ加減はいかが?
やかん、エンピツ、湯のみ、座布団。家の中には、空気のように当り前の存在のモノがいろいろあります。じーっと見ていると、どうしてココはこのカタチ?と疑問がフツフツ。しょうゆ差しは液ダレしないように、注ぎ口の角度にこだわりがあったり。メガネの鼻あては、鼻が低めの日本人が、まつ毛とレンズの間にすき間ができるように作ったものだったり。モノにはそれぞれ、そのカタチになった理由があるんですよね。では、おなじみのヤクルトのくびれにはどんな理由が?
現在のヤクルト容器の開発は、1965年にスタート。発売以来30数年続いた、ガラス容器からのリニューアルでした。そこには、親しみやすいものを。食卓にもふさわしいものを。落としにくいものを。落としても壊れないものを。など、さまざまなリクエストがありました。
そして、3年後の1968年。ついに新しい容器が誕生。それは子供からお年寄りまでみんなが持ちやすい。しかも、中身が一気に口に入らず、少しずつ味わいながら飲める。独特なくびれのある斬新なデザインでした。改めてヤクルトを飲んでみると「なるほど!このくびれにはそんな理由があったのか」と、新鮮な驚きを感じていただけるかも。ちなみに容器デザインのイメージは、なんと「こけし」だったそうですよ。
2008年6月掲載
