ただいま鑑定中!
ごまみそ味のつゆで食べる絶品そうめんは、母オリジナルの夏の味。同じ材料、同じ手順のはずなのに、私が作ると何かが足りない。「美味しいよ。でもゴマの風味も、みそのコクも弱いなぁ。それにきゅうりの…」この味に惚れて母と結婚したという父の舌は、一切の妥協を許しません。
さて、おなじみの「ヤクルト」。その変わらない味の裏には、妥協を許さぬ「官能評価パネラー」の存在があります。言いかえれば”ヤクルトの味の鑑定人“。
ヤクルト工場に勤務する全社員を対象に、年に一度試験を実施しています。甘味、塩味、酸味、苦味、旨味、かすかに感じる5つの風味を8つの液体の中から選択する一次審査。そして、味の濃淡を判別し、5つの匂いを嗅ぎ分ける二次審査。この合格者だけがヤクルトの鑑定人になれるのです。
温度と湿度が一定の、音のない、ニオイのない、味覚に集中するための専用ルーム「官能検査室」。ここで鋭い舌を持つ鑑定人たちが、ヤクルトの味に変化がないかを毎日チェックしています。もちろん、これは商品検査のほんの一部。ヤクルトでは、おなかの調子を整える乳酸菌シロタ株の効果を最大限活かすために、1本につき160項目の品質チェックをしています。
2008年7月掲載
