いろいろ講座
先日、雨上がりの公園で虹を見ました。夕焼けの空に浮かぶ数分間の自然からのプレゼントに、公園の中では歓声が上がり笑顔が広がりました。太陽の光が空気中の水滴によって屈折、反射して生まれる虹。日本では7色ですが、イギリスの友人に聞くと6色、ドイツでは5色、南アフリカではなんと3色!と国や民族によって色の認識や数え方に違いがあるようです。
色といえば「ヤクルト色」と言われるヤクルト独特の液色。あの色はどうやって生まれるのかご存じですか。その答えは、「メイラード反応」にあります。乳酸菌シロタ株を増やすための栄養源である、ミルクの中のアミノ酸と糖が加熱された時に起こる化学反応。これによって生まれる自然の色なのです。ちなみにご飯のおこげやホットケーキのキツネ色も、みんなメイラード反応によるものなんですよ。
さらにもうひとつの色。ヤクルトの容器の底にときどき見られる沈殿物は、濃厚なヤクルト色をしています。これは「無脂乳固形分」というもの。実はたんぱく質や糖質、カルシウムなどの無機質、ビタミン類など大切な栄養素を含んでいます。容器を振れば沈殿物はなくなるので、ヤクルトはよく振ってからお飲みくださいね。
2009年10月掲載
