悪いムシにはご用心!
年が明けたら、歯科検診。20年前の元日に妹がむし歯で大騒ぎして以来、新年のあいさつがてら近所の歯医者さんに診てもらうのが、わが家の恒例行事です。「晩年の徳川家康は、木の入れ歯で食事をしていたんですよ」。「18世紀の後半ごろまで、むし歯は口の中にいる虫が食べた穴だと考えられていました」。…先生による へぇ~!なお話も毎年の恒例です。
むし歯は、ミュータンス菌という乳酸菌の一種が原因。ミュータンス菌は食べ物の糖質を分解し、非水溶性グルカンという物質を作ります。これが歯にくっついてしまうことが、むし歯への始まりです。ネバネバとした非水溶性グルカンは、水でクチュクチュすすぐだけでは取り除くことができません。“食べたら歯みがき”は、ミュータンス菌に、非水溶性グルカンを作る時間を与えないためにも大切なことなのです。
ヤクルトの乳酸菌もむし歯の原因菌、と思っている方がいらっしゃいます。でも、乳酸菌シロタ株は非水溶性グルカンを作らないという実験結果があり、むし歯の直接の原因にはなりません。ぜひ、あなたの腸のために毎日1本、ヤクルトを続けてください。もちろん一般の食品と同様、こまめな歯磨きを心がけてくださいね。
2011年1月掲載
