おウチに、変身!
「あ、今朝もやっている」。駅に向かう途中、いつもすれ違うデザイン学校の生徒さん。彼は、ジーンズからぶら下げたチェーンをジャラジャラ鳴らしながら、道路のゴミ拾いをしています。駅から学校までの約500m。その行動は、ファッションと共に朝の街で光っています。
地球のためにできること。ヤクルトグループの場合、工場から出る廃水を、鮎が棲めるほどキレイな水に浄化しています。そのカギは「底をカットしたヤクルトの空容器」。これを廃水処理施設に沈めると、微生物たちは居心地の良い場所を見つけて、容器の内側や外側に住みつき増殖。汚れの原因である有機物を食べて分解し、水を浄化してくれるのです。
ヤクルト400、ジョア…いろいろな容器で試した結果、水中微生物たちにとって快適な家、それは適度な大きさと複雑な形を兼ね備えたヤクルトでした。この浄化システムは、河川や湖沼にも広がり、例えば岐阜の長良川支流境川では、3818万本のヤクルトの空容器が活躍しています。そんなヤクルトがこの度『グッドデザイン・ロングライフデザイン賞』をいただきました。姿かたちと共に、その中身、そして、長年皆さまに愛されてきた実績も評価されての受賞です。
2008年12月掲載
